むし歯・根管治療|渋谷区広尾の歯と患者様に優しい歯科治療「たかだ歯科クリニック」

東京都渋谷区広尾5-16-3 小安ビル3階

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むし歯・根管治療

歯と患者さんに優しいむし歯治療を目指します

  • なるべく歯を削りたくない
  • 歯を削られるのが怖い
  • 銀歯で治療したくない
  • 痛みに弱い
  • むし歯をきれいに治したい
  • 古い治療をやりなおしたい

最小限の侵襲による、むし歯・根管治療

むし歯の治療は削り方、材料、詰め方など医師によって結果が大きく異なります。当院では、予防処置を行いながら出来るだけ小さく削り、見た目を良く修復していくMI(ミニマル・インターベンション:最小限の侵襲)の考えをコンセプトに治療を行っています。歯の組織は一度削ったら元には戻せませんので、古い充填があって見た目が悪いときでも、全部を取るのではなく、なるべく健全な部分は温存することを心がけています。

MI(ミニマルインターベーション)治療

MIとは

FDI(国際歯科連盟: Fédération dentaire internationale)が2000年に初めて提唱したMinimal Intervention(最小限の侵襲)の概念は、2002年ウィーン(オーストリア)で開催されたFDI世界大会で、『Minimal Intervention』によるう蝕管理の原則に関する公式声明として採択されました。MIとはむし歯の管理についての新しい考え方です

MI:基本的な5つの指針

  1. プラークコントロール
  2. 患者さん自身のモチベーションの向上
  3. 初期のむし歯の再石灰化
  4. 切削を最小限にした治療
  5. 修復物のリペア(修理)

まずプラークコントロールを徹底して生活習慣を見直すことで歯の再石灰化を促進させることを考えます。実質欠損のない(まだ穴が開いていない)初期のむし歯の場合に適応となります。しかしすでに穴があいているむし歯の場合には感染している歯の部分を削らなければなりません。その場合でもできるだけ健全歯質を保存して最小限度の切削(これがMIですね!)に抑えた治療をすることが大切なのです。
上記5項目はMIを語る上で非常に重要なキーワードであり、この新しい『MIの原則』にあるように、患者への教育によって得られるプラークコントロールや食習慣の改善といった患者自身の自発的なセルフケアが重要であることを意味しています。
治療をする際には『患者さんの大切な歯をできるだけ温存し長持ちさせること』を常に意識してMI治療を目指しています。

※参考文献
Tyas MJ et al: Minimal Intervention dentistry – a review, FDI Commission Project 1-97; International Dental Journal 50, 1-12,2000

痛みの少ない歯科治療

むし歯になった歯の部分(特に象牙質)は、細菌感染によって活性を失った組織であり「痛み」を感じることはありません。しかし患者さんによっては痛みに対する感じ方が異なり、治療の際の音や振動でも(例え痛くなくても)痛みや恐怖感を感じることは少なくありません。当院では出来るだけ痛みに関連する不快症状を軽減すべく配慮しています。

1.治療前の十分な説明

当院では処置する前に十分な問診でお話を伺います。「痛みに弱い」「治療受けること自体が不安」といった患者さんにも安心して治療を受けていただけるよう、治療方法や期間、費用などわかりやすく丁寧にご説明した上で治療を進めてまいります。

2.痛みの少ない麻酔処置

治療に先立ち麻酔処置が必要な場合には、「表面麻酔」を行うことで麻酔の針を刺す時の’チクッ’とした痛みを軽減することができます。
麻酔には極細の針を使用します。細い針を使うことで針を刺すこと自体の痛みを軽減し、麻酔薬も少しずつ注入することができます。
麻酔薬の注入には「電動注射器」を使用しています。この注射器により、麻酔薬をゆっくりと一定の速度で注入することができ、患者さんの不快症状も軽減することができます。
※但し「痛み」に対する感じ方には個人差がありますので、完全に痛みが無いわけではありません。

マイクロスコープを使った治療

当院ではLeica社製の歯科用マイクロスコープを導入しています。
むし歯治療や根管治療を行う際にはマイクロスコープが大きな威力を発揮します。マイクロスコープを用いることで最大20倍程度まで術野を拡大して確認することができますので、精密な処置が可能となります。また歯根破折等肉眼では確認が困難な微細なトラブルを視認しやすくなり、適切な判断をしやすくなります。

マイクロスコープ治療とは

肉眼では識別が難しい精密な処置を4倍から20倍の倍率で拡大して治療を行うために、当院ではマイクロスコープ(ライカ社製)を導入しています。細部を拡大し視認することで、精密でより正確な歯科治療を行うことが可能です。
歯科用マイクロスコープは脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用に改良したものです。医科の手術では神経や血管等、肉眼では識別できない部位を顕微鏡を用いて手術しています。歯科治療においても、初期う蝕や根管治療など非常に細かい精密な手技を必要とする治療を行うためにマイクロスコープが使われています。現在歯科分野におけるマイクロスコープの普及率は5%程度と言われています。

マイクロスコープを使用するメリット

  • 歯科医師の経験や勘に頼らない見える治療が可能となる(見える安心感)
  • 高精度な根管治療が可能となる
  • 高精度な形成が可能
  • トラブルの発見が可能となる

ラバーダム防湿

ラバーダム防湿は、患歯の隔離と汚染防止、口腔軟組織の保護や誤嚥防止のため、特に根管治療の際に有効です。
根管治療の成否は、根管内部の感染物質の徹底的な除去に関わっています。特に臼歯部では粘膜、舌、唾液等により清潔な環境を確保することが困難です。マイクロスコープ治療の際には、患歯にラバーダムを装着することで患部を隔離して術野を見やすくすることができます。

接着性修復とメタルフリー

当院ではMI治療でむし歯を小さく除去したあと、接着性材料とコンポジットレジンという充填材料を活用して修復処置を行います。小さく充填する際には必要に応じてマイクロスコープを使用しています。
接着性コンポジットレジンはむし歯治療のファーストチョイスです。化学的に歯に接着するため封鎖性に優れ二次的なむし歯のリスクを低減することができ、歯質に応じて色のバリエーションもあり見た目も自然な仕上がりとなります。
コンポジットレジン修復は前歯のみでなく(むし歯の程度にもよりますが)臼歯部にも適応が可能です。
接着性材料を活用したメタルフリー治療で奥歯も自然な白い歯で修復するように努力しています。

自然な仕上がりを意識した修復治療

審美的なメタルフリー修復

奥歯のむし歯治療では、むし歯を削って型を取り、金属をセメントで合着するメタルインレー修復が主流です。しかし必要最小限のむし歯を削り歯質接着性材料を用いることで、奥歯でも金属を使わずに治すことが可能です。金属で治療済みの歯でも削る量を少なく治療することができます。

施術前
施術後

保険診療と自費診療の適応について

コンポジットレジン充填は症例により保険適応の可否があります。
保険治療は「むし歯」(‘C病名’といいます)を治療する場合に適応となり、「奥歯の銀歯の色が気になる」等の見た目の改善を希望する場合には自費診療となります。
疑問等ありましたらお気軽にご相談ください。

一般歯科診療(保険診療)

当院では一般歯科診療(健康保険での診療)を行っています。一般的な保険診療の取り扱い内容については以下の項目を参照下さい。

予防歯科(シーラント・フッ素塗布)

萌出したての幼若永久歯は十分な硬さを有してなくむし歯になりやすい状態です。奥歯の咬む面は複雑な溝があり歯ブラシの毛先が届きにくい部位です。この部位を歯を削ることなく接着性の樹脂で埋めておくことでむし歯になるリスクを低減することができます。初期う蝕が認められる部位には高濃度のフッ素を塗布することができます。
※予防処置としてのフッ素塗布は自費治療となります。

むし歯治療

むし歯の部分を取り除き、コンポジットレジンという合成樹脂を充填します。(直接レジン充填)
直接レジン充填が困難な場合には歯型を採り石膏模型上で作製した詰め物(インレー:銀歯、コンポジットレジン)を接着剤で合着します。

歯周病治療

歯周病は成人の約80%以上が罹っていると言われる細菌による感染性疾患です。歯垢(プラーク)に含まれる歯周病細菌により歯肉が腫れ出血しやすくなります。進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収して歯が動揺したり歯並びが変わってきます。重症になると抜歯しなければなりません。

根管治療

歯の中には歯髄と呼ばれる神経・血管を含む組織があります。
むし歯が歯の神経まで深く進行している場合や外傷によって歯が折れたり神経が変性したりした場合、また以前行われた治療が原因で歯の中が感染している場合に根の中の消毒を行います。

クラウン&ブリッジ

歯の全体を被う金属製の被せ物(クラウン)や欠損部分をつないで連結する金属製の連結冠(ブリッジ)です。
前歯(犬歯から犬歯まで)の部分には硬質レジン前装冠という金属フレームの前面をハイブリッドレジンでカバーした被せ物が使用できます。

義歯(入れ歯)

むし歯や歯周病等で抜歯した部位を補綴するための取り外し式の装置で、少数歯欠損(1~2歯)から総入れ歯までの広い範囲に適応可能です。クラスプと呼ばれる金具の負担、隙間の清掃の困難さ、義歯自体の異物感が伴います。

小児歯科

乳歯が生え始める頃から親知らず(智歯)以外の永久歯が生えそろう中高生くらいまでのお子さんの歯や顎の成長を踏まえた歯科治療を行います。お子さんの年齢や口腔状況によりむし歯の治療と歯肉炎の予防とコントロールを行います。咬み合せの改善・誘導が必要な矯正治療は保険外診療となります。

矯正治療(先天性)

唇顎口蓋裂や顎変形症等の一部の先天性の歯列不正の治療は保険で治療が認められています。必要に応じて連携する大学病院(東京医科歯科大学歯学部附属病院)等への紹介もいたします。

顎関節症

顎が痛い、口が開きづらい、異音がする等の顎関節周囲のトラブルの総称です。生活習慣の指導と改善、マウスピース等による負担の軽減により対応します。症状により大学病院の専門外来への紹介もいたします。

知覚過敏

むし歯がないのに飲食時やブラッシングで歯がしみる?知覚過敏かもしれません。その原因と対処法は様々ですので早めに歯科医院でご相談ください。

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