院長コラム
学術講演会
渋谷区歯科医師会の
今年度第1回学術講演会に参加(企画)いたしました。
今回の講演会は
「鼻のクリニック東京」の荒木康智先生をお招きし
『歯科医のための鼻副鼻腔の解剖・生理・画像診断』
の演題でご講演いただきました。
上顎の歯の治療、特にインプラントを含む外科処置の際には
すぐ直下(直上?)に存在する「上顎洞」に配慮しなければなりません。
今回のご講演では上顎洞だけでなく
隣接する前頭洞、篩骨洞も含めた構造を意識しなけれならないことを
再認識させていただきました。
鼻閉、鼻炎、蓄膿症などよく耳にする疾患です。
上顎洞根治手術など、私が学生時代の情報が
今やファーストチョイスでは無いことに驚きました。
出来るだけ患者さんの負担も軽い術式を検討する。
歯科医療でも同じ考えですね。
企画する側としても非常に有意義な講演会だったと感じました。
次の講演会は7月に開催の予定です。
スピーチに関する講演会ですので
スタッフもつれて参加しようと思います。