院長コラム
歯科医師会学術講演会
渋谷区歯科歯科医の学術講演会に参加
(といいますか、企画した側ですが…)
しました。
鶴見大学歯学部の花田信弘教授を講師にお招きし
『齲蝕診断の国際基準(ICDAS)の診療報酬導入と
フッ化物による再石灰化療法の新たな展開』
の演題でご講演いただきました。
従来型の(歯を削る)介入型の歯科治療を見直し
未病の状態で検知し、歯の再石灰化を促す治療を推進すること
歯と患者さんに優しい治療を目指す大切さをお話しいただきました。
歯科疾患はバイオフィルム(口腔内のばい菌のかたまり)感染症であり
バイオフィルムを除去すること、
適切にブラッシングすること(実はこれがとても難しいのです)、
そして毎日5分間のフッ素塗布することで
歯の再石灰化が促進されるとのエビデンスを示していただきました。
因みに自宅でのフッ素塗布にはマウスピースが効果的ですので
お近くの歯科医院でご相談ください。