院長コラム
公開講座
東京都立中央図書館の公開講座に参加してきました。
タイトルは
『歯が健康を守る』
ー飲み物で歯が溶ける!?ー
講師は東京医科歯科大学う蝕制御学分野の北迫勇一先生です。
院長の医局の後輩です…(笑)
最近メディアでも取り上げられるようになりました
「酸蝕歯」についてのお話でした。
日常生活の中で様々な飲食物を摂取していますが
特に酸性度の低い(低いpHの)飲食物を常食、常飲すると
過剰に歯の脱灰(溶けること)が進行してしまい
歯の白濁、歯が凍みる(知覚過敏)、摩耗、咬耗等の症状が起こります。
重症になると歯の神経を取らなければならなくなります。
健康ブームで飲まれる「お酢」やビタミン剤なども
摂取の仕方を間違えると歯の崩壊につながりかねません。
TVのCMでも有名なある種の歯磨剤や洗口剤も
臨界pHに近い酸性度のものもあるとは驚きでした。
6/4はむし歯予防デーです。
TV番組でもいろいろなテーマで情報が提供されることでしょう。
いろいろチェックしてみてください。