院長コラム
歯の健康を保つと・・・
本日付けの日経土曜版の記事です。
従来から、歯科医院には「痛くなったら行く」
という方が多いのではないでしょうか?
予防医学の研究からは全身の病気では
生活習慣病といわれる高血圧症、糖尿病、高脂血症の予防が
寿命の延長や別の疾患を減らすことにつながり
これらの疾患の予防が大切であることが知られています。
一方、予防歯科医学の観点からは、
すなわち歯自体の寿命を長くすることと
高齢者では、残っている歯の本数が多いほど
全身的な病気が少ない傾向にあるとのこと。
さらに、かかりつけ歯科医がいる人は
いない人に比べ長命である!傾向にあると報告されています。
また、口腔内の清潔を保つことで肺炎の発症が少なくなることも知られており
高齢者にとっては口腔ケアは大変に重要であるといえます。
歯科の治療は、病状が進行してからでは
通院回数も増え、歯の寿命も短くなる傾向にあります。
歯科の定期検診は予防と疾患の早期発見の観点からも重要です。
床屋さんや美容室の感覚でせめて2,3カ月に1度は歯科医院を受診して
歯石を掃除してすっきりしましょう!