院長コラム
モリタ&クラレセミナー
題して
『めざそう!!患者満足度100%
なるほど納得!
データに裏づけられた最新の修復治療』
会場は日経ホール@大手町でした。
時は、日中韓3カ国首相会議のため、大手町周辺は警備の警察官だらけ
地下鉄からビルへの入場口では「参加章」の提示を求められるほどでした。
セミナーは田上順次教授をコーディネーターとして
以下の講演4題がありました。
講演順に
▶田上順次先生(東京医科歯科大学大学院教授・同歯学部長)
『-これまでのう蝕治療・これからのう蝕との付き合い方ー』
▶加藤庄治先生(港区開業)
『接着治療を軸に展開する新しい予防型診療スタイル
-開業医が実践する修復治療のマネジメント-』
▶今里聡先生(大阪大学大学院教授)
『細菌レベルで捉えるMI修復
-より確実な修復処置を目指して』
▶高橋登先生(世田谷区開業)
『コンポジットレジン修復の可能性
-症例に応じたマテリアルセレクション-』
基調講演される田上順次教授
現在の歯科治療は「接着」抜きには成り立たないといっても過言ではありません。
その接着性材料はより簡便で、高機能な製品改良が求められ、進化しています。
その一方で様々な製品の発売により、使用方法の誤解によるトラブルや
ケース選択の失敗、過信などによるリスクも高まっています。
今回のセミナーでは、う蝕治療の最も重要な接着の原点に立ち返り
「う蝕を知る」ことをベースに「診断・予防・治療・管理」とともに
「審美性」の可能性について学術、臨床の両面からの解説があり
大変に有意義な内容でした。
明日からの臨床でも大変に役立つ内容でした。
講演後は質疑応答がありました。
今回は新しい試みとして、携帯からのメール質問形式
正直、入力が面倒くさいかったですね。
携帯を持ってない人は質問できないし・・・
しかも、私の質問には答えていただけませんでした
来月は千葉幕張で「日本歯科保存学会」に参加の予定です。
つきましては6/9(木)は臨時休診とさせていただきます。